【画家×阪大生】画家と若き阪大生が手を組み、afterコロナの「再会」を提供する新たな展覧会の形

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withコロナ時代のアート展覧会は、afterコロナを見据えた新たな形。画家と阪大生が手を組み、オンライン・アート展覧会 HUAHUAを公開。   合同会社HUAHUAは、11月21日(土)にオンライン展覧会ウェブサイトHUAHUAを公開します。コロナにより展示の場を失った画家と大阪大学の学生たちが手を組み、withコロナ時代の新たな展覧会の形を提案します。私たちが提供するサービスは、withコロナからafterコロナへとつながるストーリーそのものです。 https://www.huahua-online.com <目次> ・概要・コロナ禍により展示の場を失った芸術家たち・オンラインだからこそ可能なサービス・芸術家からの意外なニーズ・afterコロナの「再会体験」 <概要> HUAHUAは、誰もが自由に作品展示を行うことができるオンラインのアート展覧会です。  ​ <コロナ禍により展示の場を失った芸術家たち> コロナ禍の影響により、多くの画家がギャラリーでの展示の機会を失いました。本サービスの発案者である、画家の谷口雅之もその一人です。私たちは5月からwithコロナ時代を想定し、多くの芸術家の手助けとなるオンラインの展覧会開発に着手していました。苦しむ芸術家の方々にヒアリングを重ね、withコロナ時代のニーズに合うだけでなくafterコロナも見据えた開発を行いました。 <オンラインだからこそ可能なサービス>「オンラインでは作品を直接見られず、展覧会として不十分だ」といった意見もあります。たしかに、オンラインでは作品の繊細なタッチを再現することは出来ません。しかし、オンラインだからこそ可能な体験もあります。私たちは作品を3Dモデル化し、鑑賞視点の操作を可能にすることで実際の鑑賞体験に近づけただけでなく、照明の仮想的な配置や額縁、壁紙をユーザーが自由に変えられるようにしたことで、オンラインだからこそのより価値のある鑑賞体験を実現しました。この後に紹介する機能も、オンラインならではの機能です。 <芸術家からの意外なニーズ> 芸術家へのヒアリングの結果「自分の作品を説明したい」という意外なニーズも判明しました。日本では、アートとは自分で自由に解釈するものであるという認識が広くあります。しかし、作品の持つそれぞれの意図や文脈を理解してこそ楽しめる要素が多くあることもまた事実です。協力してくださった方からも「本当は、作品が生まれた背景や絵に込められた物語を説明したい」との意見を多く頂きました。作品の背景を知ることで、隠れた面白さをより深く感じてもらえるのではないでしょうか。私たちはそれを実現しました。作品一つ一つに、それぞれの物語を楽しめる工夫を凝らしました。HUAHUAでは作品だけではなく、作品とその背景が生む奥行き楽しむことが出来ます。 <afterコロナの再会体験> 私たちが目指すのは、芸術鑑賞をオンラインで完結させることではありません。コロナ禍の”後”を展望し、「人」と「作品」の再会を提供します。ギャラリーでの展示を再開できるようになった時、HUAHUAで生まれた新たなファンが実際にギャラリー展示へと足を運ぶことを目指し、現実での作品との出会いを演出します。これを実現する機能の一つが、メールの自動配信機能です。HUAHUAで作家に対して好意的な反応を示してくださったファンを分析し、コロナ終息後に実際のギャラリー展示を催す際に案内メールを自動で送信できる機能を開発しました。こうした機能がもう一度、私たちと作品たちの「再会」をもたらすものと確信しています。 作品の隠れた秘密に耳を傾け、私たちの提供する物語をお楽しみください。コロナ禍の一刻も早い収束を願いつつ、HUAHUAは11月21日(土)に走り始めます。